支援プロジェクト『トルコ大地震被災地へ優しい灯りを』経過報告
みなさまがご購入くださるソーラーランタン「キャリー・ザ・サン」。
その数と同じ数の「キャリー・ザ・サン」を私たちが用意して必要なところへお届けする【BUY ONE GIVE ONE】の取り組みに、いつもご理解とご協力をいただきありがとうございます。
今回は、トルコで起きた大地震で被害を蒙られた方々へソーラーランタンを届ける支援プロジェクト、『トルコ大地震被災地へ優しい灯りを【BUY ONE GIVE ONE トルコ地震支援】』のここまでの動きをお知らせします。
トルコ南東部を震源とする大地震は2023年2月6日に発生。余震はその後の1ヵ月で1万回を超え、隣接するシリアの一部を含めて大きな被害を及ぼしています。
災害時には、できるだけ安全な避難場所を、避難場所においては衣食住を、それぞれ確保することが大切です。
弊社では、電気の供給が止まったり不安定になることで乏しくなりがちな“灯り”のご提供を通じて、少しでも災害地のお役に立てることを祈り、『トルコ大地震被災地へ優しい灯りを【BUY ONE GIVE ONE トルコ地震支援】』を立ち上げました。
これにご賛同くださったご購入者のみなさま、さらに認定NPO法人ピーク・エイド代表理事の野口健さん(アルピニスト)、公益財団法人 風に立つライオン基金設立者兼理事のさだまさしさん(シンガーソングライター)、岡山県総社市の片岡聡一市長からのご厚意をいただき、トルコ大使館のご協力のもと、みなさまからいただいたお気持ちを「キャリー・ザ・サン」という形にして、次のとおり5回に分けてお送りしてきました。
第1便 2,000個(2023年2月28日)
第2弾 3,000個(2023年3月3日)
第3便 2,800個(2023年3月22日)
第4便 2,200個(2023年3月28日)
第5弾 2,240個(2023年6月9日)
▲2団体と行政、1企業が力を合わせたプロジェクトの記者会見(2023年3月2日)
第2便発送前日の3月2日に都内で行われた記者会見では、小回りの利く自治体ならではの取り組みとして息の長い支援を続けたいという意気込みを片岡聡一市長がお話しくださったのをはじめ、さだまさしさんが「温かな灯りが、真っ暗闇の中で人の心をどれだけ支えるか」と話されるのを受けて、登山はもちろん被災地支援のご経験も多くお持ちの野口健さんは「暗い夜はメンタルを追い込み、寒さもより厳しく感じる。灯りがあれば気持ちも落ち着く」と灯火の重要性を説き、「一つでも多くのソーラーランタンを被災地に届けたい」と語ってくださいました。
その結果、2月から6月までのおよそ5ヵ月で、1万3000個に迫るソーラーランタンを届けることができました。
ひとえに、『トルコ大地震に優しい灯りを』への取り組みへご厚意を寄せてくださったみなさまのおかげです。誠にありがとうございます。
▲長野の倉庫から出庫された支援物資は、羽田を経由してトルコへ。英文の使用説明書も添えています
「暗闇を明るく照らし、周りの人々の心もほんのり照らす“灯り”」を必要とする方々へ、必要とするときに、みなさまのお気持ちの形として届けられるよう、これからも支援プロジェクトを進めて参ります。
▲左から野口健さん、さだまさしさん、弊社社長傳馬綾
※記者会見以降第5便までの詳細は、弊社ウェブサイトの「TOPICS」のページでご覧いただけます。
■CARRY THE SUN Medium Light トルコ地震支援ページ
https://carrythesun.jp/products/turkey_support
(2023.6.16配信)