2025年3月28日の大地震を受け緊急発売した3つの支援先を選べる「ミャンマー大地震支援モデル」。沢山のみなさまにご賛同いただき、住民、生産者、伝統工芸に携わる方々に着々とソーラーランタンを寄贈しています。
【震源地マンダレー/ザガイン 灯りを必要とする人々へ】
9月6日、メーソットからヤンゴン経由で震源地ザガインへ60個、チェンマイからカヤ―州国内避難民キャンプに届くよう別の支援者に託すカタチで合計252個のCARRY THE SUN®を預けてきました。どちらのルートも戦況状態の中、安全を確保しながらの作業なので時間がかかりそうです。


※戦況とセキュリティのため、画像を加工しています。
【ユネスコ保護区インレー湖の人々から喜びの声】
5月4日、シャン州インレー地域の 1 村 95 世帯、 就学年齢の子どもがいる世帯を優先して配付しました。
住民の方々の声
・私たちの地域は全く電気が来なくなり、(5月4日現在)まだ来ていません。このソーラー ランタンを受け取ることができてとてもうれしいです。
・いつ電気がまた来るかわからないです。電気が復旧するまでにはかなりの時間がかかる と思います。そんな中、このランタンは私たちにとってとても役に立ちます。
・被災をして仕事をすることもままなりません。日々の食べものにも困る毎日なので、電気のことにお金をかけることができず、ランタンのご寄付は本当にありがたかったです。
・日本に住む支援者の皆さん、本当にありがとうございます。
・ここが復興したら、日本の皆さんにも是非訪れてほしいです。
【前向きな職人たちの笑顔に希望の光】
5月4日と5日にかけて、マンダレー、メッティーラとその周辺の2村、そしてアマラプラを訪問し、手工芸に関わる方々やそのご家族、工房などを訪ねました。
アマラプラでは、歩いた道沿いの全ての僧院や仏塔が大きな被害を受けていました。満開のパダウの花ときれいな青空がかえって重苦しさを際立たせているように感じられました。
織物工房の中には、被害の少なかった建物やスペースに織り機を移し再開しているところもありました。アマラプラの町を歩く中で、織り機のカタンカタンという音が聞こえてきて背中を押されたような気持ちになりました。大きな工房ほど被害も大きく修復には時間も費用もかかるとのことでしたが「従業員たちの生活がかかっているから、やめるわけにはいかない」とおっしゃっていた方の言葉が強く心に残っています。
大変な状況にもかかわらず、皆さんとても前向きで、優しさと逞しさに心が温かくなりました。
今回の訪問では、「CARRY THE SUN®」43個を届け、日本からたくさんの方が応援して下さっていること、そして、これからも変わらずものづくりを続けていただきたいという気持ちをお伝えしました。


皆さまの思いとともに、これからも私たちにできることを続けてまいりますので見守っていただけましたら幸いです。
ミャンマー大地震支援モデルはこちらから▽
https://carrythesun.jp/products/myanmar-earthquake-medium-a-ctsw-whm