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カンボジアの小学校にソーラーランタン127個を寄贈しました

カンボジアの小学校にソーラーランタン127個を寄贈しました

「カンボジア・ソーラーランタン支援プロジェクト」とは
2024年2月にスタートした、関東学院大学・国際文化学部のゼミとBuy One Give One®の社会連携プロジェクト。貧困率の高さで知られるコンポンチュナン州の学校に支援物資として届けた電池式簡易ライトが役立たなかったことが心残りとなったゼミ生たちがランドポート社に相談。CARRY THE SUN®カンボジア支援モデルを発売し、ゼミ生自らも宣伝・販売し、寄付分を直接現地に届ける取組みが実現。イベントへの精力的な出店、SNSを通じた広報活動、チーム一丸となった努力が実り、今年2月127個のCARRY THE SUN®︎を子どもたちに届けることができました。



コンポンチュナン州について
カンボジアの首都プノンペンから北北西へ約100km、人口約544,000人、人口密度は99人/㎢と少なく、稲作の田んぼや放牧の牛が点在する風景が広がります。 主な産業は農業と漁業で、素焼きの土鍋やびん、七輪が名産。かつてこれらの商品は川を利用して運搬され、土鍋が集まる港として「コンポン(港)チュナン(鍋)」という名がついたそうです。全国24行政区のうち、貧困世帯の割合が2番目に高い地域で、慢性的な栄養不足により5歳未満の子どもの低体重児の割合が35.6%、慢性的な栄養失調児の割合が42.8%、5歳未満の子どもの3人に1人は標準体重を大きく下回り、4人に1人は低身長です。

ランタンを届けて約半年後、9月の現地レポート
コロパウ小学校:国道から未舗装の道を車で40分、田んぼと椰子の間に現れる小さな学校
・自宅での学習時間が増え、成績の向上につながった。
・ランタンは子どもたちが勉強をする際の「頭と心のスイッチ」になっている、と教師談
・成績が上がったので将来は医者になりたい、と希望で胸を膨らます小3女子
・CARRY THE SUN®を高い切り株の上に置き日頃の充電方法を実演
・赤ん坊が夜中に起きたときにオムツ、ミルクなどの世話ができる
・家族とのだんらんに役立っているという
オンドンリーチ小学校:東南アジア最大のトンレサップ湖の川上集落にある学校
・最初は理解できなかったが、使いこなせるようになると自信や責任感が生まれた
・成績向上だけでなく自立心を養う効果がある、と教師談。
・晴れの日は充電できるのが楽しくて、ずっと眺めていることもあるの。と小6女児
・今度日本人学生が来たらサッカーを一緒にやりたい!という男子も。

支援物資をただ送るのではなく直接届けて交流することの意義と効果に今後も期待が膨らみます。
この産学共同プロジェクトの成果は学内外で認められ、継続が決定。次回は2026年2月、使命感を高めた学生たち2年生14人、3年生13人、4年生4人、が再訪します!

→学生たちのコメントを更新したカンボジア支援モデルの詳細はこちらから