今回で4回目、累計885個を双葉町へお届けすることができました。これも双葉町応援モデルを購入して下さる皆さまのおかげです。ありがとうございました。
現在双葉町は町役場の隣に商業施設が建設中、そして原爆資料館の隣には大規模ホテルも建設中です。
1年半振りの双葉町訪問は、町の整備の勢いがついてきているのを実感し、復興への着実な手応えを感じることができました。

「カンボジア・ソーラーランタン支援プロジェクト」とは2024年2月にスタートした、関東学院大学・国際文化学部のゼミとBuy One Give One®の社会連携プロジェクト。貧困率の高さで知られるコンポンチュナン州の学校に支援物資として届けた電池式簡易ライトが役立たなかったことが心残りとなったゼミ生たちがランドポート社に相談。CARRY THE SUN®カンボジア支援モデルを発売し、ゼミ生自らも宣伝・販売し、寄付分を直接現地に届ける取組みが実現。イベントへの精力的な出店、SNSを通じた広報活動、チーム一丸となった努力が実り、今年2月127個のCARRY THE SUN®︎を子どもたちに届けることができました。コンポンチュナン州についてカンボジアの首都プノンペンから北北西へ約100km、人口約544,000人、人口密度は99人/㎢と少なく、稲作の田んぼや放牧の牛が点在する風景が広がります。 主な産業は農業と漁業で、素焼きの土鍋やびん、七輪が名産。かつてこれらの商品は川を利用して運搬され、土鍋が集まる港として「コンポン(港)チュナン(鍋)」という名がついたそうです。全国24行政区のうち、貧困世帯の割合が2番目に高い地域で、慢性的な栄養不足により5歳未満の子どもの低体重児の割合が35.6%、慢性的な栄養失調児の割合が42.8%、5歳未満の子どもの3人に1人は標準体重を大きく下回り、4人に1人は低身長です。ランタンを届けて約半年後、9月の現地レポートコロパウ小学校:国道から未舗装の道を車で40分、田んぼと椰子の間に現れる小さな学校・自宅での学習時間が増え、成績の向上につながった。・ランタンは子どもたちが勉強をする際の「頭と心のスイッチ」になっている、と教師談・成績が上がったので将来は医者になりたい、と希望で胸を膨らます小3女子・CARRY THE SUN®を高い切り株の上に置き日頃の充電方法を実演・赤ん坊が夜中に起きたときにオムツ、ミルクなどの世話ができる・家族とのだんらんに役立っているというオンドンリーチ小学校:東南アジア最大のトンレサップ湖の川上集落にある学校・最初は理解できなかったが、使いこなせるようになると自信や責任感が生まれた・成績向上だけでなく自立心を養う効果がある、と教師談。・晴れの日は充電できるのが楽しくて、ずっと眺めていることもあるの。と小6女児・今度日本人学生が来たらサッカーを一緒にやりたい!という男子も。支援物資をただ送るのではなく直接届けて交流することの意義と効果に今後も期待が膨らみます。この産学共同プロジェクトの成果は学内外で認められ、継続が決定。次回は2026年2月、使命感を高めた学生たち2年生14人、3年生13人、4年生4人、が再訪します!→学生たちのコメントを更新したカンボジア支援モデルの詳細はこちらから
もっと詳しく知る2025年3月28日の大地震を受け緊急発売した3つの支援先を選べる「ミャンマー大地震支援モデル」。沢山のみなさまにご賛同いただき、住民、生産者、伝統工芸に携わる方々に着々とソーラーランタンを寄贈しています。【震源地マンダレー/ザガイン 灯りを必要とする人々へ】9月6日、メーソットからヤンゴン経由で震源地ザガインへ60個、チェンマイからカヤ―州国内避難民キャンプに届くよう別の支援者に託すカタチで合計252個のCARRY THE SUN®を預けてきました。どちらのルートも戦況状態の中、安全を確保しながらの作業なので時間がかかりそうです。 ※戦況とセキュリティのため、画像を加工しています。 【ユネスコ保護区インレー湖の人々から喜びの声】5月4日、シャン州インレー地域の 1 村 95 世帯、 就学年齢の子どもがいる世帯を優先して配付しました。 住民の方々の声・私たちの地域は全く電気が来なくなり、(5月4日現在)まだ来ていません。このソーラー ランタンを受け取ることができてとてもうれしいです。 ・いつ電気がまた来るかわからないです。電気が復旧するまでにはかなりの時間がかかる と思います。そんな中、このランタンは私たちにとってとても役に立ちます。 ・被災をして仕事をすることもままなりません。日々の食べものにも困る毎日なので、電気のことにお金をかけることができず、ランタンのご寄付は本当にありがたかったです。・日本に住む支援者の皆さん、本当にありがとうございます。 ・ここが復興したら、日本の皆さんにも是非訪れてほしいです。 【前向きな職人たちの笑顔に希望の光】5月4日と5日にかけて、マンダレー、メッティーラとその周辺の2村、そしてアマラプラを訪問し、手工芸に関わる方々やそのご家族、工房などを訪ねました。アマラプラでは、歩いた道沿いの全ての僧院や仏塔が大きな被害を受けていました。満開のパダウの花ときれいな青空がかえって重苦しさを際立たせているように感じられました。織物工房の中には、被害の少なかった建物やスペースに織り機を移し再開しているところもありました。アマラプラの町を歩く中で、織り機のカタンカタンという音が聞こえてきて背中を押されたような気持ちになりました。大きな工房ほど被害も大きく修復には時間も費用もかかるとのことでしたが「従業員たちの生活がかかっているから、やめるわけにはいかない」とおっしゃっていた方の言葉が強く心に残っています。大変な状況にもかかわらず、皆さんとても前向きで、優しさと逞しさに心が温かくなりました。今回の訪問では、「CARRY THE SUN®」43個を届け、日本からたくさんの方が応援して下さっていること、そして、これからも変わらずものづくりを続けていただきたいという気持ちをお伝えしました。 皆さまの思いとともに、これからも私たちにできることを続けてまいりますので見守っていただけましたら幸いです。 ミャンマー大地震支援モデルはこちらから▽https://carrythesun.jp/products/myanmar-earthquake-medium-a-ctsw-whm
もっと詳しく知る2023年8月28~30日の間、パキスタンで「ベンガリー」と呼ばれる無国籍の子どもたちの研究・支援をされている東洋大学の小野道子准教授と共に現地を訪れました。 「ベンガリー」とは、インドを隔てて東西に分かれたパキスタンのうち、東パキスタンがバングラデシュとして独立したことで、国籍や市民権取得の問題に悩まされている人々です。現在のバングラデシュ出身者やミャンマーのアラカン地方の出身者(「ロヒンギャ」とも呼ばれています。)です。定められた条件を満たしてパキスタン国籍を得た人もいれば、条件を満たすことができない人はパキスタンの国籍を得られません。国籍がないことで国からの身分保障や教育の機会のない子どもが多数います。 ひんぱんに停電するスラム地域の貧困層の子どもたちが少しでも勉強時間を増やせるようにと、ソーラーランタンを現地に届けました。 マリル川の東にあるコーランギ(Korangi)というエリアにはNPO団体と有志の先生方が運営するノンフォーマルな学校がいくつもあり、「ベンガリー」の子どもたちにも、学びの機会が与えられています。《学校訪問》 ■1校目小学校(ZEST154)コーランギ・クリーク・ロードの路地の奥にある、民家を改装した学校。19家族の子どもたちが細長い教室に男子と女子が左右に分かれ向かい合って座り授業を受けています。授業のあと、弊社代表の傳馬がキャリー・ザ・サンの使い方を説明し各世帯にひとつずつ手渡しました。 ■2校目小学校(ZEST 145)1校目から西寄り、住宅密集地にある学校では20家族の子どもたちが学んでいます。生徒たちはキャリー・ザ・サンの説明を熱心に聞いていました。 ■3校目ミドルスクール(ZEST235)UMDCロードの東側に古くからある住宅密集地に、就職に必要な資格取得のために10年間学ぶカラチ唯一の学校では19人の女子学生たちが学んでいました。わたしたちの来訪に合わせて、一人ひとりが手作りの記念品を用意してくださっていました。 《家庭訪問》親はいる、家もあるカラチの「ストリートチルドレン」。ただ国籍がないために日々道路へ「出勤」せざるを得ない子どもたちです。 ストリートで働く子どもたちの何人もがZESTの学校に通っています。8時起き登校し、学校が終わり夕方6時頃からお母さんと一緒に路上に出かけ、夜10時頃まで交差点で車の窓拭きをして稼ぐのが日課だそうです。 お父さんが身体を傷めて働けず、子どもたちが路上で車の窓を拭いたり、日用雑貨を売ったりして生活費を稼いでいるそうです。 事故で体を壊して動けない父の代わりに、子どもたちがそれぞれ会社で働き、末っ子は学校に行かず「ストリートチルドレン」を続けています。夕方5時に家を出て6時から路上で窓拭きや物売りを始め、深夜0時に現場を離れて1時30分に帰宅するという毎日なのだそうです。キャリー・ザ・サンの説明を聞きながら、興味津々の父でした。
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